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「うつ」を生み出す自然の法則(2)

さて、前々回の続きです。

陰と陽のバランスが崩れて、陰に傾いてしまったとき、そのときどう対処するかが、「うつ」になって長期化するか、教訓として乗り越えられるかを決定するというお話でした。

そうそう。

カウンセリングしていると、「うつ」の症状だけではなく、本人さんが自分の「うつ」に対して、どう思っているか、どう接しているかというのを必ず確認します。

それが、とても大事だからです。

陰に振り切れることによって、真っ白になるような「うつ」症状が起こったとき、

「なんてダメなんだ。おれはこんなに弱かったのか?」と

自己攻撃や自己否定をしてしまうと、ダブルパンチになって回復する糸口を失ってしまいます。

そのためにうつが長期化してしまいますので、さらに将来の不安や劣等感、周りに対する焦りなども出てきます。

ただでさえ陰に陥っている時に、さらに陰のエネルギーを生み出し続けるのですから、当然、「うつ」はより本格化し、長引いてしまいます。

では、どうすれば良いのでしょうか?

それは、

陰に振り切ることによって自分の調和を取り戻そうとする力を自分の中の癒やしの力として実感することです。

体が自然にやってくれているブレーキの力、落ち込む力、その自動的に行ってくれている働きを、頼もしいものとして甘えながら、もたれかかるような気持ちで、

積極的に陰に落ち込むのです。

ポジティブに落ち込むということです。

落ち込まないように、うつを拒否したり、頑張ろうと思って、うつと戦ったりせずに、うつを受け入れ、感謝する。

そして、積極的に落ち込む。

そうすると、自然の絶対原則である陰と陽の法則はかならず作用しはじめます。

明けない夜は無い。

降り止まない雨は無い。

出口の無いトンネルは無い。

その自然の法則に従い、陰極まりて陽へと転化します。

気づけば少し元気が沸き起こり、エネルギーが戻ってくるのです。

で、そこからがポイントです。

ちょっと動ける。ちょっと本も読める。人との話もそれなりにできる。

そこで、どう動くか。

それが重要です。

そこで、頑張って今まで通り仕事しようとしないでください。

自分の内側とつながって、「うつ」を作り出した感情パターンや指向の癖を見つけて、それを外す。

自分が隠し持っていた信念(リミッティング・ビリーフ)に気づき解消する。

自分の本心はこの人生で何を大切にしているのか?と、自分の本心としっかり向き合ってみる。

見ないままにフタをしていた過去の心の傷と向き合い、解消して意味を見出す。

そういうことに「今」を使って下さい。

そうすると無意識が刷新され、今までの自分以上に、スペシャルな自分として再構築されます。

うつを超えて一つ大きな自分になる。

いつか振り返った時に、このうつが人生の恩恵だったと、あれがターニングポイントとなって今の自分がいるのだと感謝できるように、

この「うつ」を恩恵として使ってくださいね。