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いじめ後遺症をいかに克服するか

みなさん、こんにちは。カウンセラーの佐原です。

今日は、うつの根本原因になっている「いじめ後遺症」についてお話します。

うつの原因を掘り下げていくと、学生時代に受けたいじめ体験が出てくるクライアントさんが多くいらっしゃいます。

時には50代のクライアントさんが、小学生の頃のいじめ体験によって心に不安感を持ち続けていたということもあります。

実に40年の間、無意識下でいじめの影響を受けつづけていたのです。

うつになりやすい性格がある

 

うつになる方にはストレスをためやすい性格傾向があることがほとんどです。

  • 人にものを頼めず、自分で仕事を抱え込んでしまう。
  • 男性上司やある特定の人が怖いと感じて能力が発揮できない。
  • ミスを極端に怖がって気を張りすぎて疲れてしまう。
  • 人に上手く馴染めす、飲み会でストレス解消どころか、気を使って余計に疲れてしまう。

などなど。

そういった性格で仕事をしているとストレスを溜めやすく、「うつ」になるリスクが格段に高まります。

生きづらいですよね。

ですので単にうつ症状を改善するだけではなく、二度と再発しないためにも、

そして機嫌よく仕事をして行くためにも、根本原因である性格を改善したいと希望される方が多くいらっしゃいます。

私自身も、その性格改善(専門的にはビリーフの解消と言います)こそがうつを再発しないための根本解消だと思っています。

そこを改善しないことにはうつ症状が治ったとしても、また日々の仕事に苦しみ、ストレスを溜めていきますので、

再発するのは時間の問題になります。

これは、うつで苦しんでらっしゃる方自身が、そう感じておられるようです。

そこで私のような心理療法家は、その性格を作ってる原因にアプローチしていくことになります。

人に何かを頼もうとすると胸の辺りに出てくるどんよりとした恐れは何なのか?

ミスしてもいいや!と思ってみると身体を硬直させるその感覚は何と言っているのか?

そして、その感覚を最初に感じたのはいつ頃なのか?

どんな記憶が呼び覚まされてくるのか?

そうやって、身体の抵抗感にアクセスしながら記憶の中に入って行くと多くは親子関係に行き着くのですが、

親子関係の次に多いのが、子供の頃のいじめ体験です。

いじめ後遺症が人生を汚染している

 

私は心理療法家になる以前にトレーニングの一環として、自分の心の中を覗いては条件反射や心の傷を癒やすことに徹底的に取り組んでいた時期がありました。

その時に驚いたのは「いじめ」という程でもない、ほんの些細ないじわる程度でも随分と無意識は覚えていて、それによって人を怖れる反応を生み出していることでした。

些細な叱責やいじわるが「人は怖いもの」という信念を定着させ、身体を反応させているのです。

今では「いじめ後遺症」として少しずつ注目されて来ていますが、いじめを受けたことで、人間不信や自尊心の欠如、神経過敏、孤立化、社会不安障害などの反応パターンを持ってしまう方が非常に多いのです。

そしてそれは、その後にどんなに良い人間関係を体験できたとしても、反応として消えることはありません。

残り続けるのです。

時間も解決してくれず、新しい成功体験によっても改善していかないのです。

イジメ体験は簡単には上書きされない

いじめを受けた経験がある人でも、その後に頑張って努力して人と関わり、人とつながるコミュニケーション力を身につけていくことは可能です。

人は常に変化成長できる生き物だからです。

でも、その場合でも、表面上は笑顔でコミュニケーションを取れるようになりますが、

心の奥は恐怖がいっぱいで、家に帰ると疲れ果ててしまうというようなケースが多くあります。

私達の心は、簡単には過去を上書きしてくれず、過去は過去、今は今として、様々な反応パターンを同時に併せ持つようにできています。

その結果、一方で明るく話す能力が発達していきながら、心の奥底の恐怖心は恐怖心でずっと残り続ける、というようなことが起こるわけです。

カウンセリングをしていても、驚くほど社交的で覇気がある方が、「実は人が怖くて、いつも内心ビクビクしている」と告白されることは多いものです。

いじめ後遺症は時限爆弾のように機能する

社交性といじめ後遺症を同時に持っている方は、一見して問題なく社会生活を営んで行けるものです。

周りからも嫌われないように努力し、仕事でもそれなりに認められたり役職につくこともあります。

でもそうすると、これまでに溜め込んできた対人恐怖のストレスと、新しい役職による不安が、やがては限界に達して「うつ」を発症します。

そうなると働きすぎたのだろうと判断され、「休養」を言い渡されますが、

掘り下げていくと心の奥には人に対する恐れがあり、更に掘り下げると小学生の頃のいじめ体験が出てきたりします。

まさか役職が付くような年齢になって、小学生の頃のいじめ体験に向き合うことになるとは、ご本人も夢にも思わなかったようですが、

ずっと長い間、人間関係の中で感じていた恐れや緊張を持続させ、人生を汚染していたのは、他でもないこのいじめ体験だったのです。

(いじめと同じ症状を生み出すものとして、親や先生からの激しすぎる叱責や体罰などもあります。例としては少年野球のコーチの激しい叱責など)

このように、いじめ後遺症は本人でさえ自覚されず、それが自分の性格なんだと納得してしまっているケースが多いのです。

それが「うつ」などの病気になって初めて明るみに出されて、注目されることとなります。

いじめ後遺症の克服は可能なのか?

それでは、いじめ後遺症はどのように改善することができるのでしょうか?

話を聞いてもらうような一般的な心理カウンセリングでは、気持ちを理解されてその時は楽になるかもしれませんが、人に対する恐怖反応そのものの改善は望めません。

最近の心理療法の主流となりつつある認知行動療法では、(私も昔は扱っていましたが)正直な所あまり効果は期待できません。(あるいは回数がかかりすぎます)

自分の感じ方や考えを書き出して、それを適切な考え方に書きなおしていくのが認知行動療法ですが、

残念ながらいじめのような本能的なダメージに対して、考え方のレベルで変化を加えようとしても付け焼き刃で手に負えないのです。

ではどうすれば良いのでしょうか?

私のセラピールームで様々な療法を試した結果、最も効果が出せているのはゲシュタルト療法という手法を使って再体験し直す手法です。

知性や考え方のレベルではなく、身体のレベルでいじめに打ち勝つという感覚を刷り込んでいくのです。

その療法を施した後のクライアントは、人と向き合った時の抵抗感や恐れが減っていて驚かれます。

自分は強い。動物として強者だという感覚が無意識に備わり、人に対して怖気づかなったのですね。

強調しておきたいのは、いじめ体験がいくら古い過去のものであったとしても、今現在に悪い影響を及ぼしているということは、今現在からでもそれにアプローチして書き換えることが可能だということです。

様々な場面で人に対する緊張反応を作り出し、人生を楽しめないものに汚染してしまういじめ後遺症。

あなたにも心当たりがあれば、決して諦めずに専門家にご相談くださいね。

楽に人と関わる喜びを知らないのは、なによりも勿体無いことですから。

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