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うつの再発を「アンカーつぶし」で防ぐ

うつ病を治していくとき、うつ症状が何に結びついているかを知ることが実はとても重要です。

例えば

うつ的な症状は治まってきたけど、電車に乗ろうと思うとパニックになる。
職場のことを考えるだけでも動悸がして、職場復帰ができないでいる。

落ち込みは無くなってきたけど、実家に帰るとまた沈み込む。

などなど、これらの症状は、ある場所と無意識の引き起こすうつ反応が結びついてしまっている(アンカリングされている)状態です。

この結びつき(アンカー)を壊すのが、アンカーつぶしです。

例えば電車とパニックが結びついている場合であれば、具体的に電車のどの刺激(振動、皮膚感覚、視覚情報)がアンカーとなっているのかを特定して、それをイメージと訓練によって違う反応に変えていきます。

そうすることで、電車に乗ると動悸がするという負のアンカーを解除することができます。

またネガティブなアンカーと、ポジティブなアンカーを同時に発動されるという方法もあります。

「電車に乗る→不安」というパターンと、「好きな音楽を聴く→高揚」というパターンを同時に発動させるのです。

すると、一瞬、混乱が起こります「ん?・・・・・・ん?」不安になっていいのか、高揚していいのか分からず、干渉が起こるんですね。

それによって脳内の神経ネットワークを書き換えるのです。

で、その後、電車のことを思い出しても動悸がしなくなります。

あまりに単純なので、クライアントさんは狐につままれたような表情をされることがありますが、それで大丈夫です。

単純な方法ですが、ある研究によれば、この方法が行われた30分後には、脳内に新しい神経ネットワークが作られると言われています。

心というよりも脳に直接アプローチする手法です。

うつ病というと、心の問題としたり、脳のホルモンバランスや分泌異常の問題とされがちですが、脳の神経の結びつきの問題とするところに解決の糸口があることも多いのです。

うつ症状が落ち着いてきたら、職場復帰のための準備として、自分の症状が何にアンカーされているかチェックして解除しておくといいですね。

スーツの皮膚感覚

満員電車

職場の景色

職場の臭い

職場の音

それらのトリガーとなる刺激に対して、アンカーを潰して行くことで復帰への抵抗を弱めることが出来ます。

なにより、みなさんそれをすることで安心されるんですね。

「確かに自分を変えられた」という体験するわけですから、それが励みになるようです。

人生は何度でもやり直しがききますよ。