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うつをシステムとして捉える

  • ※この内容はクライアントさんの許可を得て記事にさせて頂いています。仕事で自信を喪失してしまった方が、カウンセリングルームを訪れました。

    お話を伺うと、職場での仕事のスピードについて行けなくて、身体が仕事を拒否するようになったのだと言います。

    この場合、

    仕事に追いつかないから、自信を無くして身体が拒否しているのか。

    自信が無くして、仕事に対する拒絶反応が起こったから、仕事のスピードが出ないのか。

    どちらが原因で、どちらが結果なのでしょうか?

    タマゴが先か、ニワトリが先かという話しになっていましますね。

    最近の臨床心理の世界では、どちらも原因であり、どちらも結果であるという捉え方をします。

    仕事が追いつかない
    ↓   ↑
    自信が無い

    これが1つのシステムとなって、円になってぐるぐると悪循環をているのです。

    そこで、カウンセリングの目的は、そのループを壊すことになります。

    そこで重要なのは、全てを変える必要は無いということです。

    循環するシステムは、その円を少し崩してあげると、その後は勝手に崩壊して、新しいシステムに一変します。

    ちょっとした行動を変えたり、ちょっと考え方を変えるだけでも、システム全体を変化させることができるのです。

    例えば、最近のクライアントさんで、めざましい成果が出た方は、

    「仕事に取りかかる前に、仕事を小さく細切れに分けて、3分だけやってみる。」

    というような行動課題を作って、実際にやってみました。

    本当に少しだけ、行動を変えたのです。

    そうすると、

    仕事に取りかかりの抵抗が無くなり、仕事が早くなった。

    その結果、生産性が上がった。

    その結果、「俺はできないのではなく、やり方を知らなかっただけでは?」と思えてきた。

    その結果、新しいやり方をいろいろ取り入れはじめた。

    その結果、生産性がさらに上がる。

    その結果、仕事が楽しくなる。

    その結果、集中力が高まって、自信が出てきた。

    その結果、さらに仕事に意欲的になる。

    上司や同僚が評価してくれるようになった。

    さらに自信になり、仕事が楽しくなった。

    という風に、悪循環が良い循環に変わったのです。

    やったことは、ほんの小さな1つの行動を加えただけです。

    それでも悪循環のシステム全てに影響を与えることができるのです。

    最近は、臨床心理の現場では、このようなやり方が主流になってきています。

    効果が高いからです。

    「うつ」という問題を、本人の心の問題とせずに、「どういうシステムや悪循環によって、うつを作っているのか」を見極め、そのシステムを崩すのです。

    心の問題よりも、環境の問題から来ている「うつ」には非常に効果の高い手法です。

    自分が悪いのではなく、採用しているシステムが悪いのだと見極めて、

    カウンセラーと一緒に、代替案を出し合って、実際に試していきます。

    試して上手く行かなくても、全然かまいません。

    ◆ 何でも試してみて、結果を見守る。

    ◆ 自分の中のシステムを客観的に捉える。

    ◆ カウンセラーと一緒に遊び心を持って代替案を出し合う。

    そういう姿勢の中に、うつを直す力があるのだと感じています。

    ※2018年現在は、もっと短時間で回復するためにシステムを壊すよりも、根本的な信念(リミッティングビリーフ)を変えることを行っています。それによって回復までのスピードも格段に上がっています。

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