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インナーチャイルドセラピーと「うつ」

うつになる方には様々な特徴がありますが、

その中の1つが「良い人」です。

え? こんなに明るくて気さくで感じの良い人なのに、うつなの? とビックリされるケースも多いようです。

中にはとても元気でおしゃべりでいながら長年の「うつ」症状に悩まされている方もいらっしゃいます。

一般に「うつ」と聞いてイメージするような憂鬱な印象とは随分違うので、周りからは全くそう見えませんし、

ご本人さんもなかなか周りの理解が得られずに困ってらっしゃることが多いです。

では、なぜそんなに明るく元気なのに、うつなのでしょうか?

それは、明るく振る舞わざるをえない経緯、

頑張屋さんでいなければならな経緯、

おしゃべりでいなければならなあかった経緯、

気さくな人にならざるをえなかった経緯

に原因を見ることができます。

子供の頃に、「本当は気持ちが沈んでいるけど、明るく振る舞わないと家族がギクシャクして壊れそう…」とか、

「本当はゆっくりしていたいけど、頑張っていい結果を出さないとお母さんに見捨てられそうだから…」とか、

「本当は腹が立つけど、気さくに振る舞わないと嫌われたら自分に価値が無いような気がするから…。」

というような信念が、彼ら(彼女ら)の振る舞いの根底にあります。

明るく頑張り屋さんで生きて来た人は、無意識に、「本当は~」の部分を押し殺して、その感情を感じないようにフタをしてしまいます。

 

自分の1部を切り離すので、一体感が無くて何か違う感じがするのですが、やがてはその事自体も忘れて、それが自分の性格だと思うようになります。

そうやって、子供の頃に切り離した「本当は~」の「思い」は大人になっても実は身体の中に残っています。

そしてそれが、まるで独立した意志を持っているかのように、ダダをこねたり、急に気分を沈めたり、やる気をなくならせたり、足をすくませたりして、気づいて~気づいて~と主張してきます。

それこそが自分の身体に住み着く内なる子供。

心理療法の世界で言われる「インナーチャイルド」です。

しかし、うつになるほどマジメに自分を切り離して来た人は、まさか自分の中に「本当は~」という思いが残ってるなんて思いません。

それほど真剣に感情を切り離してフタをして、感じないようにして来ているのです。

だから、インナーチャイルドが騒いで、会社に行けなくしたり、体を重くしたりしているのに、その理由が自分で分からない場合が多いのです。

そこで、心療内科で薬をもらって、脳内物質を分泌させることでごまかそうとします。

でも、ごまかされて自分の存在に気付いてくれないと感じたインナーチャイルドは、さらに声を大きくしてしまいます。

薬で症状が悪くなるケースですね。

インナーチャイルド療法では、大人のあなたではなく、子供のあなた(インナーチャイルド)にアクセスして、その子が溜め込んでいた感情を処理し、不要な信念を手放すように働きかけます。

そうすると、気分を沈めるなどの主張をする必要が無くなります。

「明るくなくても自分は大丈夫。」

「元気に仕事ができなくても自分には価値がある。」

「人に嫌われても自分の底には安心感がある。」

そのように変わります。

私自身も、やろうと思っても行動できなかったり、どうしても克服できない問題を掘り下げていくうちに、自分の中にインナーチャイルドがいることに気付くことがよくありました。

そして、それを癒して現在の自分と統合すると、身体の重心が低くなり、お腹の中に感じていた分離した感覚が消えて、それ以後、現実に向き合うときの姿勢が変わりました。

大げさに言えば、世界との距離が縮まったような感覚です。

インナーチャイルドヒーリングは、馴れてくると1人でもできますので、私のクライアントの方には、ちょっと頑張りすぎたなと感じた日には眠る前にワークしてもらうようにしています。

そうやって、自分と1つになるごとに、頑張りすぎない自然体になっていかれます。

そうやって着実に「うつ」の原因を消失していくことが可能です。